毎回、似たようなこと言ってて恐縮ですが、
今回のは本当に“濃さ”が尋常じゃないんです。
もう注意報じゃありません。
警報ですよ警報。
なので記憶に残る度合いでは
これまでの中で比類無きダントツです。
残るというか、こびり付くというか、
とにかく観れば分かる。
では期待して、どうぞ。

・Senyawa
Rully Shabara : Vocal
Wukir Suryadi : BambuWukir,Garu

ね?
インドネシアから
とんでもハイパーなのが出ましたよ。
「何故かカレー食いたくなる。」
なんて悠長な感想言ってられないっしょ?
動画でこれほどなのに、
実際にライブ行った日にゃ、
一体全体どうなることか…恐ろしい。
しかも、この人達、
日本のノイズシーンに時々顔出しては、
内橋和久を始め、
灰野敬二や吉田達也などの大御所と
共演したりもしています。

バンド名は“化合物”の意味だそう。
竹で作られた自作楽器と、
超生命を感じずにはいられない声を武器に
精力的な海外ツアーを経て、
本国より先に海外で有名になるという、
言わば逆輸入アーティストのようです。
当然、本国でもアングラミュージックの扱いですが。

楽曲は、一曲の中に
即興と決め打ちの両部分があり、
高度な駆け引きの中で
調和と激突が繰り返されます。
その摩擦が、この熱量を生むのでしょうか?

音源作品もリリースしています。
試しにひとつ聴いてみましょう。

超良いじゃん。
録音物になると、
ライブでの濃さが“薄まる”のではなく、
“まとまる”感じで聴き易い。
しかも良い音。
よくもまあ、こんなに高音も低音も
音程もリズムも迫力も繊細さも
しっかり出せる楽器を自作できたもんだ。

ボーカルはとにかく凄いの一言。
人間の声の可能性を、
強く深く享受してくれます。
日本のボイスパフォーマーって、
ただギャーギャー叫んでるだけの奴が多いから、
本当に見習って欲しいわ。

ボーカルのルリーさんのみですが、
日本語字幕のインタビューありました。
音楽に負けず劣らずの“濃い”内容で、
ルリーさんの音楽にまつわる
ほぼ全てを話してくれています。

「セニャワは僕にとってのメタル。」
なかなかどうして凄い解釈だな…。
それはそうとルリーさん、
俺の友達の大井くんに激似。

 

中村修人 : Nakamura Syuto


まだまだいるぜ、珠玉のふたりバンド。
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