今回のは聴き易いぞー。
もちろん、それだけじゃありません。
所々に斬新なアイディアや、
巧みなアレンジが組まれていて、
真新しさもバランスも極上です。
…あとルックスもゲフンゲフン。

・Kite Base
Ayşe Hassan : Bass
Kendra Frost : Bass,Vocal,Synth

「あれ?ベース2本?」ってなったでしょ。
私もそうなりました。
彼女達のサウンドは、
絶妙な“攻撃性の薄さ”が最大の魅力。
ギターやドラムの不在で、そこが引き立ち、
伸びやかなボーカルが
ほどほどに優しく耳を撫でる。
素敵じゃないか。

仮にギターが入ったら、
サウンドの慎重さが失われると言いますか、
独自性を大きく損ないそうですよね。
音楽としては違和感なく溶け込むでしょうが、
今くらい地味な方が、俺は好き。

Savagesのベーシストとして有名なハッサンと、
Blindnessのベーシストであるフロストの
ツインベースバンドでございます。
フロストさん、美人だと思います。

Q.「LIVEはふたりだけでできんのか?」
A.「できます。ご安心下さい。」

あまり注目されない点だと思いますが、
この手の少人数バンドでは、
他の楽器に移行するタイミングが重要です。
フロストさんの場合、
シンセに移ろうとすると、
どうしてもベースを一旦止める必要があるので、
そうする時に、
ベースが止まっていても不自然でない編曲をする必要があるのです
シレッとやってますけども。

更に付け加えると、
ふたりとも同じ低音楽器なので、
音の整理も難しいはずです。
どちらかがギターに持ち替えてしまえば、
いとも容易く解決できることに、
敢えてベースのまま音質、音色、帯域を工夫して挑み、
オリジナリティに昇華させてるわけですね。
やるねぇ…。

nine inch nailsのカバーもやってます。

原曲作者のトレントレズナー氏が
SNSで素晴らしいと誉め称え、
知名度の上昇に大きく貢献したんだとか。

最後にもうひとつ貼っておきます。
曲も演奏も素晴らしかったので、皆様も是非。

なんかこう…全体的に、
映画に使われそうな音ですよね。
じゃ、こんなところでまた次回。

 

中村修人 : Nakamura Syuto


まだまだいるぜ、珠玉のふたりバンド。
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