タイトルにもありますが、
今回は大変珍しいケースです。
と申しましても、
音楽性や機材の話ではありません。
本日ご紹介させて頂くこのバンド、
なんと…
途中でメンバーが替わってるんです!
皆様が「は?そんなこと、よくあるだろ?」
と思われるのも当然なのですが、
実はこれ、ふたりバンド界においては、
物凄く珍しいことなんですよ。

ふたりバンドというのは、
少人数故にお互いの信頼関係が超重要ですし、
双方の個性が薄まりにくいわけですよね。
そのため、自ずと、
“このふたりでないと演奏できない”
という強固なオリジナリティが生まれるわけです。
なんならお互いの名前を組み合わせて
バンド名にしちゃったり、
(例:MEHILIANA)
メンバーが増減することなんて、
全く想定していない場合も多々ございます。
(例:Two Gallants)

そういうことなので、
ふたりバンドは何かあれば、
通常は解散します。
相方を失えば、続けようがありませんからね。
(例:The White Stripes,あふりらんぽ)
しかし、このふたりバンドは違う。
ドラマーが替わってる。
珍しい…いやはや珍しいなぁ…。

・HONEYBLOOD
Stina Marie Claire Tweeddale : Vocal,Guitar
Cat Myers : Drum (2014~)
Shona McVicar : Drum (2012~2014)

スコットランドはグラスゴー発。
こちらも女性ふたりバンドのDeap Vally、
そして最早大物のFoo Fightersなどの前座経験があるようです。
冒頭のMVは今年に公開されたものなので、
二代目のCat Myers嬢が叩いているものです。

じゃ、どれだけノリが違うのか
Chokerという楽曲で
比べてみましょうか。
※近い環境で比較したく、
敢えて音質が低い動画を選びました。
Shona嬢

Cat嬢

…違う、全然違う!

Shona嬢の時は、
良くも悪くもまったりというか、
脱力感も含めてバンドカラーな感じですが、
一方のCat嬢は割とカッチリで
「わい、ロックしたる!」
という気迫が滲みます。
両者でバスドラのタイミングが違うのが、
大きい差のひとつかと。
よって、Stina嬢のノリも
当然変わってくるわけです。
ここまで違えば、もう好みの問題ですよね。
私は断然、Cat派。
シンバルが気持ち良くてたまらん。
バスドラとドンピシャリな上、
シャープでパワフル。
希少な姉御肌ドラマー、超素敵。

比較にかまけて触れてませんでしたが、
Stina嬢のメロディーセンス、
なかなか上質な上、多様性があります。
この曲、おすすめですぜ、旦那。

この手のジャンルでは、
ベースがいないことによって出鱈目感が強調され、
そこを味方につけてブランド力を得ていますし、
仮にもし、ベースがいたら、
すっごい普通のバンドじゃありませんかね。
しかもCat嬢のドラムは
かなり豊潤な低音が出てるので、
問題なし子さんでしょう。

今回は、メンバーを交替して活動継続という、
珍しいふたりバンドのおかげで、
新しい切り口の記事が書けましたってことで、また次回。

 

中村修人 : Nakamura Syuto


まだまだいるぜ、珠玉のふたりバンド。
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