今回はほぼ歴史のお勉強記事になっちった。
どうせなら、一つ賢くなってお帰りやす。

・U2…Sunday Bloody Sunday

1972年1月30日の日曜日、
北アイルランドのロンドンデリーにて事件は起きた。
長らく英国からの圧政と差別を受けていたアイルランド人達が、
“公判なしで監禁を認める政策“、
つまり“英国が自由にアイルランド人を罪人にできる政策”
に反対して1万人規模のデモ行進を行った。
目的地はギルドホール広場。
そこで抗議集会を大々的に行う予定であった。

しかし、広場周辺には
イギリス陸軍落下傘連隊が陣取り、
そしてあろうことか、デモ隊に対し警告なしに発砲。
銃弾により14名が死亡、13名が負傷した。
この事件は“血の日曜日”と呼ばれ、
世界的に知られることとなった。

しかし英国政府はそれを合法と結論。
当時、デモ行進が非合法だったことと、
「市民が先に撃ったから正当防衛だ。」
という軍の嘘を鵜呑みにし、一切の処罰をしなかった。
この結果、アイルランド人で構成される武装組織
IRA(アイルランド共和軍)に更なる怒りを注ぎ、
平和は遥かに遠退いた。

この事件を参考に作られたのが、
U2の名曲、Sunday Bloody Sundayです。
メンバー皆さん、アイルランド育ちですからね。
直接的に事件との関わりがないとは言え、
放ってはおけない題材だったんでしょう。
U2の他、レノンさんやマッカートニーさんも、
この事件に関しての歌を作っています。

そんで“参考に”という弱い書き方をしたのは、
当の本人らが血の日曜日事件のみの話でなく、
「辛苦や憎悪で人が毎日死んでいる。
それについて政治のことは忘れて、
椅子に座って話し合うべきだ。」
という、もっと大きい枠組での歌だと語っているからです。
ううむ…高い理想だ。

当曲のwikiも超充実してますよ。
この記事を書く時にコピペでもいいんじゃないかと思ったくらいです。
更に詳細が知りたい方は是非行ってみそ。
そうそう、そこに、
2015年7月24日の時点で800回近く演奏されてるって書いてあって驚愕しました。
じゃあ、今は800回は超えてるよね、多分。

最後に、血の日曜日事件について補遺。
アイルランド独立の年である1998年に
イギリス政府が再調査を開始。
その結果、無実の人々が射殺されたことは明白と結論、
非を認め2010年に公式に謝罪しています。
だからってどうなるわけじゃないけど、ね。
あと、何故アイルランド人が差別されていたのかは、
そりゃあもう根深い歴史の話になっちゃうんで、
皆さん各々でお勉強お願いしゃっす。

※ついでにいっとく?
やっべ、ギターソロ、すっごく良い

なるほど、ヘヴィロックにする手もあったか…

ソウルさんとトレントさんの有名なカバー

レゲエにもなってる!凄く良い!名カバー!


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