クラシック音楽の醍醐味であると共に、
その敷居の高さの原因でもある“聴き比べ”。
今回はそれに挑戦してみようじゃないの。

グレン・グールドの「ゴルドベルグ変奏曲」。
作曲者は皆知ってるバッハさんですが、
今回はあくまでも演奏者である
グレンさんにスポットを当てよう。

彼は稀代の天才とも変態とも呼ばれ世界中で絶賛された人物で
クラシックのみならず様々な芸術家に影響を与えた。

彼が父親が作った特注の椅子でないと演奏できないというのは有名
キー○・ジャ○ットよろしく演奏中に歌う事でもよく知られている。

これがデビュー作にしてグールド曰く
「もっとも過大評価されたアルバム」
とにかく聴いてみよう。

・1955年録音盤

それにしてもグレン・グールド、イケメンすぎる。
グールドが1932年生まれなので…23歳でこれをレコーディングしたことになる。
次に1981年(49歳)の録音を聴いてみよう。

・1981年録音盤

感想はそれぞれあるとは思うが、最初の2分だけでも
明らかに何かが違うと思うだろう。

よくクラシックの聴き比べをする人たちは
「同じ曲なのに全く別の曲に聴こえる」と言われるが
この録音は人間まで違うように聴こえる。

言わば幼少期の家族写真を同じ構図で
20年後撮るようなものだと思ってもらえば
その変化っぷりを楽しめるはずだ。

ちなみに1981年盤はグラミー賞や日本では
レコードアカデミー賞を受賞している。

彼は50歳でこの世を去っていて、
死の1年前にこのアルバムをレコーディングしたことになる。

そう思うとなかなかグッとくるものを感じないだろうか?

 

吉川真登 : Yoshikawa Masato


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