題名…サイレントヒル
原題…Silent Hill
監督…クリストフ・ガンズ
音楽…山岡晃,ジェフ・ダナ
出演…ラダ・ミッチェル他
公開…2006年

1999年の初作発売後、シリーズ化もされ、
今なお世界で愛されるホラーゲームの金字塔。
そ、それを実写化だと?大丈夫?ホントに?
海外資本で?まあ…日本じゃ無理だろうけど…。
えっと、あの…音楽は…誰がやるんですか?
原作ファンが固唾を飲んで見守ったその結果は…。

※あらすじ
ウチの娘、夢遊病でマジ困る。
止めようとすると、毎度うわ言で
「サイレントヒルへ…。」って言う。
じゃあ、いっそ連れてくか、逆に。
で、連れてってみたら、車は事故るし、
ポリ公に追われるし、化け物いるし。
つか、娘、いつの間にかいなくね?
必死こいて探していたら謎の宗教団体が!
※ゲーム初作が基本のオリジナルストーリー。

こちらがトレイラー。

実写化、大☆成☆功!
原作ファンを大事にしてくれてあざっす!

サイレントヒルというゲームシリーズにおいて、
最も重要な要素とは?って質問したとして、
多くの方はこう答えるはずです。
「山岡晃さんの音楽である」と!
これとか!

これだよ!

インダストリアルノイズ、最高だろ!

でも、大体こういう実写化って、
余計な利権問題が絡んだりして、
ファンが得しない変更がよ〜くあるじゃない。
でも、この作品は違う!
なんと山岡晃さんのゲーム曲をそのまんま、
作中BGMとして多くのシーンで採用している!
それだけじゃなく!
山岡さんを製作総指揮として、映画スタッフにお迎えしているんです!
分かってる…お前らマジ分かってるよ…もう俺とお前は兄弟だぜ。

というわけで、非常に良く出来た作品です。
ファンの心をしっかりキャッチ!大満足だぜ!!
序盤は、な。

と言いますのも、
話が進むに連れ、やはりこれは映画版であって、
原作の忠実な実写化ではないのだと気が付きます。
それ自体は、むしろドンと来いなんですが…。
その肝心のオリジナル要素というのが、
原作の雰囲気とかなり乖離しています。
ゲームは“恐怖”、映画は“残酷”って感じ。
せっかく、序盤でファンを高揚させたのに、
それ以降で突き放しちゃうのは勿体なくないかい?
…まあ、原作ゲームを作ったのは日本人ですしね、
血をブシャーーでギャーーとせずに怖がらせるのは、
この国の専売特許みたいなもんですからね。
グロ化は、海外資本という時点で当然の結果だったのかも。

かと言って、それで全部が悪いっちゅう話ではないぞ!
むしろ、音楽の他、登場する怪物のチョイスや闇世界の演出等々、
随所にファンサービスが行き届き過ぎていて、
未プレイの方には楽しめない映画なんじゃないか、
そんな不安がよぎってしまったんですが…。
私の友人知人、Yahoo!映画に聞いてみると、
概して高評価でしたので、大丈夫です!

個人的に、実写化というカテゴリにおいて、
今現在これを超える作品はありません。
あなたが原作ファンでまだ観てないってんなら、
こんなワケ分かんないレビュー読んでないで、
すぐ買うか借りて観て下さい!損はしません!
原作ファンでなくても、ダークな世界観や
重ためのストーリーがお好きなら、
やはり損はしません!
サイレントヒルに、どうぞ行ってらっしゃい!

では最後に、ゲームの3でOPテーマとなっている名曲、
You’re not hereを貼ってきます。

歌っているのはMary Elizabeth McGlynnさん。
サイレントヒルシリーズ内で多く歌唱していらっしゃいます。
いい声だなぁ…。作曲はもちろん山岡さん。
そんで、この曲、映画のEDテーマでもあるんです!
ニクい!ニク過ぎるんだよ!
「やっべ、今から3やんなきゃ。」ってなっちゃうだろ!
しかし、その後、空気を読まず土屋アンナの挿入歌も流れます。
松竹さん、そういうの、いいから。

※補足1
全ての作中BGMが原作ゲームシリーズから採用されているわけではなく、
必要に応じて、ジェフダナさんと山岡晃さんが共作した新曲も使われています。
でも!大丈夫!そんなに浮いてないから!

※補足2
因みにこの映画、続編もあります。
一言で表すなら…そうですね、
「1の方が良いよ。」かな。


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